マレーシアで若年層・Z世代に訴求:Eスポーツマーケティング


目次

サービス内容

マレーシアと日本の両国のEスポーツ業界やその関連業界とを繋げる活動を2022年10月より開始致しました。
まだ開始したばかりの活動であり、現地のEスポーツ関連の団体・会社・選手との関係を構築している段階ではありますが、以下のようなご要望にお応えできる現地企業・チームとお繋ぎできる可能性がありますので、まずは一度お声がけいただけますと幸いです。

  • マレーシアのEスポーツチームに広告を出稿したい、スポンサーになりたい、協賛したい
  • マレーシアのインフルエンサーのスポンサーになりたい
  • マレーシアでEスポーツチームを持ちたい
  • マレーシアでEスポーツの大会を開催したい
  • 日本のゲームタイトルをマレーシアで展開したい
  • マレーシアのEスポーツチームへの投資
  • マレーシアのEスポーツチームとの交流戦を行いたい(PUBG Mobile、Dota2, Mobile Legends, Valorant、League of Legends、League of Legends Wild Lift, FIFA等)
  • マレーシアのEスポーツプレイヤーを日本のチームへ招致したい
  • マレーシアのEスポーツチームやプレイヤーとのコラボ
  • マレーシアに限らず、東南アジアのEスポーツ業界への架け橋

 

当サービスを開始した背景

弊社はこれまで、日本の司法書士でもある、代表の熊木自身がコンサルタントとなり、クアラルンプールを拠点としてマレーシアへの日系企業の進出支援を10年近く行って参りました。10年の節目を機に、マレーシアに根ざした新たな活動を新たに開始したいと考えていたところ、マレーシアでは政府をあげて(実際に多額の国家予算を割り当てて)Eスポーツを盛り上げようとしていることを知り、代表熊木自身がPCゲームのプレイヤー(Lol、CoDなど)でもあることとの相性の良さや、Eスポーツが今後の成長産業でもあり、ゲーム・アニメ・漫画に多くの知的財産権を持つ日本にとっても有望な成長産業であるとの確信から、このサービス・活動を開始させていただくこととなりました。

 

マレーシアのZ世代・ミレミアム世代へのマーケティング

日本と同じく、マレーシアにおいても、マス広告などの従来のマーケティング方法での若年層・Z世代への遡及は非常に難しい状況となっており、そんな中、Eスポーツ・ゲームを活用したマーケティングが注目されています。実際、PCやIT機器メーカーはもちろんのこと、Maxis等の通信キャリア、自動車メーカー、飲料会社等々の様々な業種がすでにEスポーツへのスポンサー、協賛、イベント開催等を行っています。

マレーシア自体は人口3000万人程度ですのでそれほどマーケットが大きいとは言えませんが、弊社提携先には、インドネシアにてEスポーツチームや大会を運営しているEスポーツ会社もありますので、まずはマレーシアをとっかかりとした後、人口2億7000万人のモバイルゲーム大国であるインドネシアへの展開も視野に入れていただくことができるのではないかと思います。

すでにマレーシアに進出している日系企業(小売業、IT業、サービス業等々)としても、Eスポーツへの協賛・スポンサーなどを通じて若者世代への認知を広げていただくのは効果が有りますし、今のところまだそれほど大きな予算でなくとも参入できる状態ですので、マーケティング手段のひとつとしてご検討いただくのは良いかと思います。私個人の考えではありますが、Eスポーツのプレイヤーやゲーマーは、今なおゲームが競技やスポーツであるとの一般的な理解を得ることができない状況にあり肩身の狭い思いをしていますので、協賛してくれている企業に対しては強い愛着をもつことが多いかと思いますし、マス媒体・広告に触れることが少ない世代ですので、他のブランドの情報が入ってきにくく、一度愛着をもっていただいた後は長いお付き合いが期待できるかと思います。

KITKAT CHUNKY partners with Malaysian esports competition University e-League

 

マレーシア政府によるEスポーツ業界へのサポート

日本では、「Eスポーツはスポーツといえるのか」という点については、社会の理解を得ていく途上のまだまだ序盤という印象です。他方で、マレーシアではEスポーツは青年スポーツ省(Ministry of Youth and Sports)の管轄でプロリーグなども実施されており、政府公認のもとスポーツのひとつとしての地位を確実に築き始めています。

実際、2019年度以降、政府の国家予算の一部が毎年Eスポート業界へ割り当てられており、2022年10月に発表された2023年度国家予算案でも130万リンギ(=約4億円)が振り分けられています。

政府機関であるマレーシア青年・スポーツ省(The Ministry of Youth and Sports)がEスポーツを管轄しており、以下のリンクは、同省が作成した、2020年から2025年におけるマレーシアのEスポーツ発展戦略です。

strategic plan for esports development – KBS

 

青年スポーツ省は、マレーシア国内におけるEスポーツ業界の発展のため、選手・大会等に関してEスポーツ・マレーシア協会(Esports Malaysia Assosiation)にて登録・管理を行い、国内Eスポーツリーグを設置し、Eスポーツの人材の発掘、育成、そしてEスポーツプレイヤーの国際大会への出場のサポート、セカンドキャリアの開発支援などを行っています。

The Expanded Malaysia Esports League 2022 (MEL22) – European Gaming Industry News

 

 

マレーシアで人気のEスポーツタイトル

マレーシアのEスポーツシーンでは、主に、以下のようなゲームが人気となっております。

  • PUBG Mobile
  • Mobile Legends: Bang Bang
  • Dota2
  • Free Fire
  • Valorant
  • Fifa

以下のゲームも人気がありますが、今の時点(2022年11月)では上記のゲームほどではない印象です。

  • League of Legends
  • League of Legends: Wild Rift
  • PUBG
  • Counter Strike: Global Offensive
  • Arena of Valor
  • Call of Duty Mobile

 

MOBAゲームのMobile Legendsに関しては、モバイルゲームのMOBA市場の先駆者として、マレーシアのみならず東南アジア全体で莫大なプレイ人口を誇っておりますが、Dota2とともにMOBAのPCゲームの覇権を握ってきたLeague of Legendsのモバイル版、League of Legends: Wild Rift が2020年10月に発売されたことにより、その地位が置き換わるのか注目されています。なお、もともとLeague of LegendsのPCゲームが世界中で大人気となっている中で、Mobile Legendsは中国のゲーム会社MOONTONによって発売されたのですが、League of Legendsの開発元であるRiot Games及びその親会社であるテンセントは、Mobile LegendsはLeague of Legendsの知的財産権を侵害しているとして提訴し、複数の法的紛争が生じています。

Riot files new lawsuit against Moonton for copying League of Legends: Wild Rift | GamesIndustry.biz

 

 

マレーシアのEスポーツチームのご紹介

弊社代表熊木が現地にて関係を構築してきたEスポーツチームをご紹介致します。
ご興味があるチームがありましたらお問い合わせくださいませ。

 

1)SEM9

 

クアラルンプールに拠点を構え、以下のタイトルに関してプロチームを運営している会社です。

  • PUBG Mobile
  • League of Legends: Wild Rift
  • Axle Sim Racing

なお、2022年春までマレーシアで唯一のPC版のLeague of Legendsのプロチームを運営しておりましたが、
台湾・香港・マカオ・東南アジアの一部の国で構成されるPacific Championship Seriesの2022年春大会を最後に解散となってしまったようです。

この会社は、Eスポーツのプロチーム運営だけでなく、マレーシア初のEスポーツホテルをジョホール州に運営していたり、
Eスポーツ関連のアパレル販売も行っているほか、NFT事業なども手掛けるなど、かなり積極的に事業展開を行っています。

弊社代表の熊木が、この会社を訪問し、CEOに話を聞いてきましたが、日本の企業やEスポーツチームとの提携やコラボに興味があるとのことでした。
マレーシアのEスポーツ企業への投資、マレーシアでのEスポーツチームの創設・運営、マレーシアでのEスポーツイベントの開催などもサポートが可能とのことでしたので、
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

2)GEEK FAM

同じく、クアラルンプールに拠点を構え、以下のタイトルに関してプロチームを運営している会社です。

  • Mobile Legends
  • PUBG Mobile
  • Free Fire

以前はDota2のチームも運営していましたが、現在は活動停止しているようです。

Eスポーツチーム運営のほか、Eスポーツの学校も運営しています。

 

その他にも数多くのEスポーツチーム、Eスポーツ関連の企業があります。
今後、それらの企業との連携ができ次第、順次アップしていく予定です。

 

マレーシアや東南アジアで開催されている主な大会

 

マレーシアの人気ストリーマー

1)Soloz

元々はDota2やMobile Legendsのプロプレイヤーであり、現在はストリーマーとして主にFacebook上にてライブ配信等を行っています。マレーシアではFacebookを使ったライブ配信が視聴者がTwitch等の他のプラットフォームよりも人気があり、Solos氏は264万人(2022年12月現在)のフォロワーを抱えており、マレーシア人ゲーム配信者では最も多い視聴者数を持つと言われています。

https://www.facebook.com/soloz322/

https://liquipedia.net/mobilelegends/Soloz

 

2)Fredo Sameon

PUBG Mobileの現役プロプレイヤーであり、Facebook上でゲーム配信も行っています。元々はMobile Legendsのプロプレイヤーでもあったようです。Facebookのフォロワーは144万人(2022年12月現在)となっております。

https://www.facebook.com/FredoSameons

https://liquipedia.net/pubgmobile/Fredo

 

3)Daddy Hood

ゲーム動画を投稿しているクリエイターです。Facebookのフォロワー数は102万人(2022年12月現在)となっており、主にMobile Legends、PUBG Mobileの動画を投稿しています。

https://www.facebook.com/ddyhd89

 

4)Man Parang

上記にてご紹介したマレーシアのEスポーツチーム SEM9 に所属するストリーマーであり、PUBG Mobileのプロプレイヤーです。Facebookの登録者数は73万人(2022年12月現在)となっています。弊社は所属チームであるSEM9の代表者とは繋がりがありますので、このMan Parang氏へのスポンサーシップなどにご興味がある企業様がありましたら、お繋ぎさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。

https://www.facebook.com/ManParangGaming/

https://liquipedia.net/pubgmobile/ManParang#:~:text=Aiman%20%22ManParang%22%20Amirul%20(born,is%20currently%20playing%20for%20SEM9.

 

 

マレーシア初のEスポーツホテル

上記のSEM9というEスポーツ会社が、マレーシア南部のジョホール州にてEスポーツホテルを運営しています。

SEM9 Esports Hotel

 

ジョホールバルの中心地ジョホールバルではなく、少し北側に外れたセナイ(Senai)というエリアにあるようですが、
Senai空港からは3分とのことです。